〜 海外生活を始めて 〜

 
     
   

 普通の海外ツアーの経験は何回か経験したことはあるが、本格的なロングステイは初めての体験! 自ら望んでチャレンジしたこととは言え、JICAへの応募が一次・二次と合格した時には「果たして大丈夫だろうか」と不安が募る一方。 そんな不安を抱えながら着任してもう4ヶ月以上が経ち、ようやくチリでの生活にも慣れようとしている。出発前の不安と、果たして実際のところその不安は解消されたのか?チリでの生活ぶりをまとめてみた。

不安1 チリはどんな国なんだろうか?
  全く予備知識が無く、人種は?気候は?食べ物は?生活習慣は?等々すべてが未知の国でした。いろいろ書籍を探したが見つからず予備知識らしいものは持たず、行けばなんとかなるだろうという冒険的なところがありました。救いが一点!東京のJICAの事前研修の折、研修仲間で南米に派遣経験のある方々は皆さん言っておられました。「チリはいいところだよ!!」 確かに来てみると大変住みよい国と実感しています。

不安2 ホームシックにはかかる!
 着任当初のホテル住いの時、ホームシックと言うか言いようの無い不安に襲われました。狭い部屋で「この国で生活して行けるだろうか」「ダメかも知れない」という問い掛けの毎日でした。今から思えば、体や心が異文化に対応する葛藤期間だったのでしょう。単なるホームシックにかかるには余りにも遠い国と感じました。

不安3 チリ料理は口に合うだろうか?
  正直言って美味しいとは思われません。レストランでそれなりにお金を出せば美味しい物は食べられます。しかし庶民的な値段の料理は塩辛く量が多く今でも馴染めません。こちらでいい店とは「量が多い」ことが条件なのです。 野菜、果物、肉類、ビール、そしてワインが安くて美味い。日本との物価比較は五分の一です。こんなにワインが飲めるとは思っていなかった!果物は豊富ですが、「当たり外れ」があります。全く食べられないものに当たる場合もあります。品質は一定ではありません。チリの人たちはそれを理解した上で買っておられます。魚介類が期待はずれ。これから冬にかけて期待することにしていますが、市場などにある魚介類はどう見ても新鮮さに欠けています。エビ、ウニ、アワビなどふんだんに食べられると期待して来たのですが、全く見当たりません。青物の魚(アジ、サバ、イワシなど)もありません。貝類には「当たり」があります。当たれば相当キツイ下痢になります。(私は未だ経験していませんが同僚の方3名は大当たりしました)

不安4 日本食を食べたくなったら.....
 日本食ばかり自炊しています。日本食材を売っている店を4軒探し出しました。たいがいの日本食材は買えます。価格は日本並みですからとてつもなく高いのですが止むを得ません。日本食店もありますがリーズナブルな料金の店では美味しくありません。美味しい店もありますが大変高いです。(日本並み)めったに行きません。家族から送ってもらう日本食材を重宝しています。

不安5 スペイン語は上達するだろうか?
 ほとんど上達していません。必死に勉強しなくてもやって行けるからでしょう。人間、必要に駆られないと必死にならず楽な方向へ行ってしまうということがよく分かりました。

不安6 家事をやるのは大変!
 週に2回、メイドを雇って夕食を作ってもらっています。私の味覚に合わせた日本味(関西風)のチリ料理を作ってくれます。日本のインスタントラーメンでも上手に作ってくれます。「やきそば」と大きく書いてあるのにラーメンとなって出てきたこともあります。

不安7 日本の家族や友人とのコミュニケーションは?
 パソコン通信(インターネット)がメインで、パソコンの存在は大変有り難いです。すごい時代になったものだと感じています。日本との距離に錯覚を覚えるほどです。南米移住が盛んな時代には、移住者は日本との連絡を絶って来られたと思うと、なんと恵まれた時代だろうかと思います。

      
                サンチャゴ 自宅マンション前

 
 

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